いいお天気でしたが北風が強く、子どもたちも「寒いー」と、言って登園する子ども達。でも、その「寒いー」の、言葉には「楽しいー」という気持ちや、感じたままをただ言っているだけなので、こちらも笑顔で「寒いねー」と、自然と言葉が出てきます。
そんなことを感じるやり取りが、公園からの帰り道でもありました。
水曜日はママ弁の日で、「今日ママ弁だー」と、嬉しそうな年長Rちゃん。「Rちゃん、ママ弁、あと何回かな?学校行ったら毎日給食だからね」と、伝えると、「えー!学校は水曜日ママ弁じゃないのー!」と、驚いた様子のRちゃん。小学校でもママ弁があるんだと思っていたようです。かわいい!
「学校はね、毎日給食だよ」と、伝えると「そうなんだー、T小学校の給食はパンなんだよー。Rはね、パンだったら○○パン(忘れてしまいました…)が好きなんだー」と、常に楽しい事、楽しい事、に会話が進んでいくRちゃん。すごいなーと、思いました。
出来事や、聞いたことに対して、残念や悲しいと捉えるのではなく、常に自分が楽しいこと、嬉しい事に捉える心が出来ているんだな、と感じました。
もちろん、Rちゃんにも悲しいと感じる出来事はあります。でも、悲しいと感じたらその後はその逆の嬉しいや楽しいをすぐ見つけられるんですよね。その心作りが出来ていて普段から何をするのも楽しそうですし、やりたくないことは「やだ」と、言える心もあります。そうすると、やりたくないけど今はやる時だからやろう!と、自分の心に折り合いもつけられます。
常に、自分の心に嘘がない。子どもって素直で純粋で…と、言いますが、大人の言う事もちゃんと聞く事が素直なのではなく、「自分の心に正直か」が、素直さ純粋さになると思います。
大人になると、なかなか自分の心が見えなくなってしまいがちですが…、真っ新な心を持つ子ども時代にどれだけ自分の気持ちに嘘をつかず過ごせるか、とっても大切だなと、感じます。
私は、大人になって、自分の心に嘘をつかないという大切さに気付きました。まだ間に合う!と、思って子どもたちと一緒に過ごしていきたいです。
なつこ