3月11日粗食の日

今日は、3月11日。11年前東北大震災で大勢の方がお亡くなりになった日です。あの日、チューリップでは、絵本のお話会をやっていて何名かの親子さんが残っていました。経験したことのない大きな揺れと続く地震。宮前平公園で遊んでいた子も、泣いていたと後から聞きました。

あの日感じた、当たり前のことは当たり前ではないのだということ。電気がついて水が飲めて、トイレにいけて寝る所もある。家族が家に電車で帰ってきてご飯を食べて会話をする。それは奇跡だということを痛感した出来事でした。それでも人は忘れてしまう生き物で、忘れないと生きていけないこともあるので仕方がないのだけれど、せめて毎日11日を『粗食の日』として今ある当たり前に感謝をしよう!とあれからずっと続けています。

体験はしていない子どもたちですが、「そしょくのひ」の意味はわかっています。

今日は集まりで、とみぃ(保育士)がその時の話をすると、みんな真剣に聞いていました。なっちゃん(保育士)も、話してくれました。よくわからないけれど、空気で大変なことがあったんだ、と感じていたのではないかな。

今日の粗食はおにぎりとみそ汁!美味しい、美味しいと、みんな何度もおかわりをしていただきました。

BYしお

この記事を書いた人

tulip-room