困った経験が大事です

 玄関に折り紙で作ったハロウインのオーナメントが飾られています。

ひも状のガーランドになっており、そういう物が下がっていると手を伸ばしたり

ジャンプしたりしてタッチしたくなるのが子ども。

大きい子を中心に何人かがジャンプしていました。引っ張られてそのうち

外れてしまうのでは?と遠くからみていたのですが案の定(笑)

誰かがタッチした際に飾りが外れて、ひもも下の方に垂れ下がってしまったようです。

年長のRちゃんが「外れた~」(なんとかして~)という感じで大人のところに持ってきましたが

そうなることは予測できたであろうし、自分たちでやったことなので

こどもたちだけで直してもらう事にしました。

さて困った。椅子を持ってきましたが年長Rちゃんがその上にのりましたが届きません。一番大きい年長R君んが椅子の上に乗ってみましたが

やはり届きません。

ちょっと考えて、牛乳パックで作ったブロックを重ねてその上に上りなんとかもとに戻すことが出来ました。

が・・・、高い位置にはつけられず、下の方に下がったまま。

今度は年長Rくんがまた少し考えて椅子の位置をずらして、更に、玄関より高い床の上に椅子を置きました。

遠くの位置で止めた方が紐をピンと張れると思ったらしいです。

年長Rちゃんがのって、やはり届かないので、年長R君が

牛乳パックのブロックも高さのあるものを持って来て、さらに他の牛乳パックを重ね、

そして高い所に乗るのを交代し、椅子がぐらつかないように壁に椅子の片側をつけて、

何度か失敗しながらですが、ようやく落ちないようにつける事ができました。

パチパチパチパチ

年長二人に任せるのでなく、他人事でなく、その場にいたみんなが自分事のように感じて見守り、牛乳パックを取りにいったり、手伝おうとしたりしながら

心配そうに見ていたことに感心しました。

年長さんの知恵にも感心。困った出来事にしっかりと向き合い、どうすればいいのかしっかりと考えていました。

困った出来事は成長できるいい機会、

ピンチはチャンスですね。

椅子の上に牛乳パックのブロックを乗せると結構な高さになります。

2人とも「ちょっと怖かった」と言ってました。

少し勇気を出して、いろいろ考えて試行錯誤したことの積み重ねは

自信に繋がっていくのだろうなあと感じます。

とみぃ

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