多摩川遠足

暑さが厳しそうでしたが、多摩川遠足へ行ってきました。途中休憩を何度もして水分補給と塩分もチャージして、無理せずゆっくり向かいました。

到着すると、あらビックリ!大小様々な白いきのこが沢山生えていました!ちょっと触れるとバタっと倒れてしまって、枝でポンと叩いてみると、そのままコロコロコロ……と、坂道を降りていきました。

年少Kくんと年中Aくんは、「全部倒す!」と、言ってきのこと戦っていました。彼らの中で戦いが終わったようで、「倒した。」と、一言行って目的地まで進みました。他の子たちは、どんどん先へ進んでいました…(笑)。

今日の目的地、兵庫島公園へ着きました。いつもは着いたらお昼を食べて遊ぶ流れになっていますが、年長Rちゃんが「今日はちょっと足だけ川に入ってから食べたいな…」と、言うのでそうしました。

大人も、足だけ入りましたが、それまでの暑さが一気になくなるような涼しさを感じました。

兵庫島公園は、せせらぎのような川があって日陰もあり、今日は風もあったので、とても気持ちよかったです。

昼ごはんを食べると、次々に川に入り「きゃー、きゃー」と、大興奮。実は出発前にしおが「これ持って行って流してみよう!」と、ボールプールのカラーボールを1人1つずつ持って出かけました。

それを川に流して遊ぶ。そして、責任を持って持って帰ってくる、という約束で持って行きました。

川に流してみると…子どもが追いかけるのにちょうど良い早さで流れボールを追うように川の中を小走りで進みます。

途中で、石の間に挟まったり、ちょっと段になってる所ではスピードが上がったりと、ボールの変化を楽しんでいました。

1箇所小さな橋があって、それより先に行くと池になっていたので、そこまでボールがいかないほうがいいなぁとは思っていましたが、子どもたちにわざわざ言わなくても良いなと思い(先回りしてそうならないようにするのは、この場面では違うなと、思ったので)、見守っていました。

すると、年少Kくんのボールがその橋のあたりに流れると、Kくんが慌ててボールに追いつきキャッチしました。

大人が伝えてないのに、それを察知出来たのかな⁈と、思って、しおに聞いてみたところ、

年長Rちゃんのボールが橋の下の方まで行ってしまい、それを追いかけたら「あっちの方はヌルヌルしてた…(だから、行かない方がいい)」と、Rちゃんが報告していたようです。

その報告をKくんが聞いてたのかは定かではありませんが、1人の子が体験してそれをどんな形かわかりませんが周りの子に自然に伝わっているという、この流れがすごいなと感じました!

そして、それを皆んながわかっていたのか、一部の子だけが知っていたのか、はたまた誰も知らない事だったのか…真相はわかりませんが、大人が100%全てを把握していなくても、子どもだけの世界で自然と成り立つ事があるんだと、改めて子どもの力を信じて良いのだと思いました。

大人が必要以上に介入せず、信じて見守る姿勢を貫くと、子どもは想像以上の力を発揮するのだなと確信した出来事でした。

明日はどんな一日なるか、また楽しみです。

なつこ

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