お片付けが遊びに

新しい電子レンジを買った時の、大きなダンボールと発泡スチロールがありました。子どもたちは、こういうものが大好き。箱の中にはいったり発泡スチロールをちぎったり、削ったりして遊びだしました。床はもうすごいことに…でもお家ではできない事をするのもチューリップなので、楽しそうだし自然にヨシになっていました。保育士なっちゃんが「最後ちゃんと片付けてね」と伝えていました。

お片付けの時間になり、みんなでほうきをだしたり、私は布で集めたり、いろいろ考えて取りにくい発泡スチロールを集めていました。年長H君が髪の毛に発泡スチロールをつけてゴミ箱のところにいって落とす!ことをあみだしました。静電気でつくんですよねー

楽しいアイデアにみんなも真似っこです(学ぶは真似るです)ただ寝っ転がる子もいたけれど、みんなで工夫をしていたのです。片付けることが遊びになっているのです。

子どもたちは生活そのものが遊びであり、工夫すること、真似ること、やってみることを経験しています。何も困らずに、大人にやってもらっていては(大人がやってしまえば)その体験はできません。

自分でやったことは最後まで責任を持つ、ということは、このように“遊んだものを片付ける”それだけでも体験になります。それが積み重なって習慣化していけば、苦でもなくなるし、工夫という知恵もでてくるかもしれないのです。

やってあげる保育から見守る保育へ。ぜひご家庭でも、やってあげる子育てから見守る子育て、してみてくださいね。

その後お山の公園にいってたくさん遊びました!

byしお園長

この記事を書いた人

tulip-room