子どもだけの世界

今日は室内でたっぷり遊びました。

遊具棚やマットを使って自分たちで家を作りその中でごっこ遊びをよくやっています。今日も朝からお家作りが始まりました。

年長Rちゃんが『これを使いたい!』と、ラティスを使いたいと言ってきたので『こっちの折りたためるものでもいい?』と、聞くと固定している物がいいとの事だったので、そちらを渡しました。

年中Eくんは最初から一緒に入り、年中Kくんも途中から入りました。

年少の2人KくんとTくんは、他のことをしていたので出来上がったタイミングで

『青いマット貸して』と、Kくん。Rちゃん『どうしようかなぁー』と、言い続けていて、本当は貸したくないっていう気持ちが見え見えな「悩んでますアピール!」。最近周りの子に指摘が多いのでそれを保育士から言われてるので、『ダメ』とは言えなかったようです。

結局、貸してと聞いたKくんも一緒に入り、年少Tくんだけが入ってない状況です。不安そうな表情ですが、年中Eくんに『一緒に遊ぼう』と、言ってみました。でも、一緒に遊ぼうだとEくんはお家ごっこをやめてTくんと遊ぶと、捉えたようで『やだよ』と、断られてしまいました。

Tくんに『お家ごっこしたいの?』と、聞くとうんと頷いたので『そしたら、一緒に遊ぼうじゃなくて「入れて」って聞いてごらん』と、伝えました(その間Tくんはずっと寂しそうな表情でした。Tくんがんばれ!)。

保育者と手を繋いで、お家ごっこの扉をそっと開け『入れて』と、言ってみたら『いいよー、おいでー』と、Rちゃんに入れてもらえました。

Tくんが、入った瞬間『なっちゃん、バイバーイ』と、扉を閉められました!子どもたちだけの楽しい空間なんですね。ここからは大人は邪魔です。

中をチラッと見たら、Rちゃんが使いたいと言ったラティスを壁にして中を2つの部屋に区切っていました。それを上手く使って屋根も作っていました。折りたたみの物ではなくしっかりした物が必要だった理由がわかりました。

しばらくすると、屋根が倒れてしまい『Kちゃん立っちゃダメー』という声が。どうやら年中Kくんが立ち上がってしまったようで、屋根が崩れてしまいました。

誰も責めるわけでもなく、また作り直していました。

その後はドッジボールをしました。今日は牛乳パックの積み木や普通の積み木を使って円を描きました。年少さんはルールがわかっているようでわかってないという状態でしたが、理解した上で皆んな楽しんでいました。

最後年少Kくんが年長Rちゃんを当てて『Rちゃん、当てた!すごい!!』と、大喜びのKくんでした!大きな自信となったようでした。

なつこ

この記事を書いた人

tulip-room