園日記

うさぎのバニラちゃん

2021年11月17日

チューリップルームに来て10年くらい経つ、うさぎのバニラちゃん。ひまわりさんが毎日お当番でお世話しています。年齢は10歳を超えてるくらいで、人間でいうと90歳くらいだそうです。

今週に入って、力も入らなくなってきていて、昨日はうんちやおしっこに血が混ざってしまっていて…。スタッフがおしりを拭いてあげたり、エサも野菜はあげるのをやめよう、ということにしていました。そして昨日の夕方、病院に行ってきました。

もう、高齢なので弱ってきているようです。でも、点滴、注射、薬でなんとか持ち直して、バナナやリンゴを食べ、おしっこに血も混ざらなくなったようです。

 

バニラちゃんの様子をわかっている子どもたちは、朝来ると「バニラちゃんは」と、いつもバニラがいる所を見ていました。子どもたちだけじゃなくお母さんたちも心配してくれていました。朝の集まりで、バニラちゃんの様子を伝えました。

昨日病院に行ったこと、もう90歳のおばあちゃんだということ、点滴をしたこと(注射をして元気になる栄養を体に入れたと伝えました)、ちょっと元気になってりんごとバナナを食べたこと、チューリップルームは寒いからあったかいしおの家にしばらくいること、を伝えました。自分のことのように真剣に話を聞いて、ちょっと元気になったことを伝えると安心していた様子でした。一人ひとり感じ方はそれぞれですが、心に届いていました。

そこで、皆でバニラちゃんの掃除をしました。女の子は外に出て雑巾やスポンジで柵や床を拭いて、男の子はトイレやエサを入れるお皿を洗いました。汚れている所を見つけてはゴシゴシこすって、子どもにとっては、自分の腕より長いくらいの柵を綺麗にしてくれました。洗って拭いた後は、「中に運んで」と、伝えると「せーの」のと、声を合わせて部屋に入れたり、率先してやってくれました。

動物が苦手、こわいと、感じていた子も「できる事をやる』と、いう気持ちで日々当番活動をしていたので、自然と自分ができる事をやっていました。そして何より、みんながバニラちゃんの事を大切に思ってる事を感じられました。

今日は、小台公園へ行く予定だったので掃除が終わってから出発しました。お弁当開きの時、年長Aちゃんが「ハムを刺してるのが、バニラちゃんの応援の旗なんだ」と、見せてくれました。爪楊枝に紙をつけてうさぎのバニラちゃんの絵が描いてありました。お迎えの時お母さんに聞いてみると、「前から可愛い楊枝をつけてほしいと言ってたので、描いたんです」と。そのお母さんの気持ちも、それを嬉しそうに見せてくるAちゃんの気持ちもとってもあたたかくなる話で、心がほっこりしました。

バニラちゃんには、すぐには会えないけれど、皆の気持ちの中にいて繋がっているんだな、と感じた一日でした。

 

 

なつこ

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